我が家には、キキという名の猫がいます。
物好きな飼い主が、キキが居ながら庭にやってくる猫に餌をあげてました。
そして更に新入り迷い猫が増えました。
その新入り猫は、気が付いた時にはお腹が大きく
ひもじい思いをさせたら可哀そうと、せっせと餌をあげました。
この時は、まだ大変な思いをする事など考えてもいなかった…
幸せな?時でした。
その後、お腹がペチャンコになってました。
餌だけ食べにママ猫が来ました。
何処で産んだのだろうね~と思いつつ、玄関前で待つ猫に餌を幾日もあげていたのです。
ある日曜日の朝、窓を開けて見ると、ママ猫と子猫2匹が残った餌を食べてました。
可愛い姿に心躍らせ、抱きたいのを堪え驚かさないよう遠くから見ていました。
相変わらず餌は食べるけども、威嚇をするママ猫。
子猫も親のように威嚇しています。
付かず離れず、玄関前で待つ猫3匹の親子猫。
のちにママ猫は、4匹子供を産んだ事を知りました。
我が家に2匹、通りを隔てたマンションの空き地に
2匹を分散させて育児をしてました。
我が家に住み着いた2匹の子猫。
名は太郎と次郎。
まるで南極物語の犬みたいな名前(^^ゞ
発想が乏しいので、名前も借り物(笑)
太郎は、鼻が黒いので鼻黒!なんて読んでいましたが、余りにも可哀そうなので太郎。
次郎は、鼻が白いので鼻白!それからジロー…次郎となりました。
数か月経って・・・ママ猫は威嚇する事が少なくなりました。
子猫も大きくなると「守ろう!」が「勝手にして!」になるのかしら(^^ゞ
太郎&次郎も徐々に慣れて来ました。
出掛け先から戻ると、何処からともなく出迎えてくれます。
太郎ばかり出迎える時あれば、次郎だけ出迎える時あり
2匹で来る時もあったり、自宅に戻るのが楽しみになりました。
特に2匹で出迎えてくれる時は、それぞれが蛇行しながら
時折頭をぶつけ合い、素晴らしい歓迎を見せてくれました。
寒い寒い冬も、太郎と次郎は仲良く丸まっていました。
動きが左右対称、シンクロするので可愛さも倍増です。
幸せな幸せな毎日でした。
が、しかしその幸せとは裏腹に、食べればウンコします。
ウンコも決まった場所にすれば良いのですが(少なくとも我が家!)
大きくなり行動範囲も広がれば、近所にも迷惑をかける事となり・・・
苦情を頂きました。
元々野良猫ですから、家に居れるのも困難で(猫側が)
餌付けしながら慣らし、家に入るようにしましたが中々大変。
近くの園芸店に行くと、超音波を発生させ猫を寄せ付けないものが
1万円台であったので購入し設置させて貰いました。
可愛い猫ですが、近所には迷惑ですものね。