本来なら治る外耳炎も、ウィルスが邪魔して完治しない。
外耳炎から中耳炎、内耳炎に進行してしまった。
内耳の傍に前庭神経というものがあり、内耳炎などにより障害を受けると斜頚などの症状が出るとの事で
真っすぐ歩けなくなり、頭をグルングルン回しながらヨロメク・・・
サンチャンの姿を見ていると、治療して生き長らえる方が良いのか?
自然に任せる方が良いのか?非常に悩んだ。
どちらも人間のエゴに思えるからだ。
しかし、体調が良い時は紐にジャレ付いたり、子猫である事を思い出させてくれる。
また動物関係の書物を見たりしていると、自殺を考えるのは人間だけだ。
動物達は在りのままを受け入れ、人生?を全うすると書いてある。
サンチャンが少しでも、楽な生活が出来るのなら・・・
サンチャンが楽しい時間を、少しでも送れるのなら・・・
医療も必要なんだという考えに落ち着いた。
あとは、お金が続くか?の問題だ。
一緒に暮らしていると、動物とはいえペット!ではなく
家族の一員となって来る。
猫なんだけど、猫の姿をした人間みたいな・・・不思議な感覚。
これが縁なんだろうね。