一人ぼっちのサンチャン

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一人ぼっちになってしまった。

ミミちゃんが亡くなった数日後のサンチャン。

もう、これ以上は失う事が出来ない!

そう思った。

少しずつ慣らそうと、餌で呼んで家の中に入っても大丈夫なんだよ。と教えていた。

2008年の秋に、サンチャンを次男が捕まえ家に入れた時

激しいパニックを起こし、ウンコを撒き散らすやら

物を破壊するやら、てんやわんやで家族総出で捕まえて庭に出した。

そんな経緯があるから、慎重に慎重に慣らして行った。

そんなある日。

パパ猫がサンチャンを追いかけまわし、サンチャンも怯えていた。

変な病気をパパ猫が持っていたら困る。

とっさにそんな事を考えていた。

もう無理!サンチャンを家に入れる!!!!

2008年には、あんなに家に入れたら怯えていたのに

ママや兄弟を失った後のサンチャンは、待ってました!とばかりに

すんなり家猫になった。

家猫になったら、やる儀式(洗髪?洗毛も済ませた)

ママ猫がいなくなって・・・

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ミミちゃんの様子がオカシクなった。

餌を食べたそうにしているが、口を付けずサンチャンが食べているのを見ているだけ。

ママを亡くして寂しいのかな。

心を痛めた。

病院に連れて行くと、口内炎も出来ていて食べれないとの事。

強制給餌で数日間食べさせていた。

もう庭で飼うのも限界と感じ、元々ミミちゃんは攻撃的ではないし

家に入れたら私の家よ♪と言わんばかりに、リラックスして日々を過ごした。

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奥にいるのが、我が家の隠居様のキキ。

ミミちゃんを気にしながら、関わらないぞ!ってな横顔している。

ミミちゃんも元気ならば、キキにジャレ付いている年頃。

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1月21日夜

抱き上げると、キョトンとした目で私を見るが

もう体力がない。

無理やり口の中に餌を入れる。

明日には元気になってねと言うと、大きな目で見つめてくれた。

22日。

朝食をした後キキと一緒に、ミミちゃんも炬燵の中で眠っていた。

炬燵の中を覗くのが、とても怖くなって来ていた。

もしかしたら・・・・

もしかしたら・・・・

昼前に炬燵の中を見ると、キキの傍で静かに息を引き取っていた。

1月22日

あと1カ月で1歳になる所だった。

2009年1月

年が明けて、ママ猫は足繁くチビ達の世話をしにやって来た。

道路隔てたマンションの空き地では、太郎達と同時期に生まれた猫が2匹いるので

1日行ったり来たりを繰り返してる。

なんでこんな面倒な育児をしているんだろう?

4匹一緒にいれば、ママ猫も安心出来るだろうに。と心の中で思うものの

本当に一緒だったら子猫だけで6匹!

ママ猫は、私に出来ない事を見破っていたのかもしれない(^^ゞ

1月8日午後

パパ猫がやって来た。

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パパ猫の写真がないので、↑これは9月に撮った写真だけど

見ての通りふてぶてしいというか、可愛げがない(笑)

俺様だ~!!!

早く飯をくれ!!!!って感じ(;一_一)

子猫達は太郎や次郎のように、パパ猫に対して心を許してなく

身を隠していた。

夕方になり餌を食べたいと、子猫達とママ猫がやって来た。

猫より人間の食事を優先した。

それが命取りになるとは、この時思いもしなかった。

「お宅の猫じゃありませんか?車に轢かれて死んでますよ!」

見に行くとママ猫が口から大量に血を流していた。

もし餌をあげていたら・・・車に轢かれなかったかもしれない。。。

最初で最後、ママ猫に触れた。

こんな姿になってから、触れても嬉しくはない。

生きているうちに、懐いて欲しかった。。。

1月8日。

ママ猫、太郎と次郎の所に逝ってしまう。

次郎の死

2008年12月30日

次郎が太郎と同じように、鼻がグズグズして来た。

太郎のように後悔したくないから、次郎は病院に連れて行く。

にゃーーーお

にゃーーーお

籠に入れると大きな声で鳴き叫ぶ。

子猫達も連れて行かないで!と言わんばかりに

後を追って来る。

「病気治して来るからね。待っていてね」と声をかけながら

子猫達に見送られる。

これが、兄弟猫とのお別れになってしまった。

病院に着き診察台に乗るものの、大暴れをして手が付けられない。

グズグズ音が何故するのか?何が原因かをレントゲンで調べようとした。

看護師さんが押さえつけ、撮ろうとした時に

息が絶えてる事に気付く。

心臓に直接注射をした。

しかしビクともしない。

心臓マッサージをする。

しかしビクともしない。

予期せぬ。全く予期せぬ・・・

あんなに元気に鳴き喚いていた猫なのに・・・

帰る時は静かに・・・。

獣医さんが言うには、肺に水が溜まっていた。

本来肺にこれだけ水が溜まっているなら、心臓も弱っている筈なのに

心臓は丈夫だった。

何処かで毒を食べたとの診断だった。

毒?

毒なんて考えもしない言葉に、更に驚愕した。

2008年暮れ。

2匹の猫を見送って、悲しみに終わりを告げた。

太郎の死を乗り越えて

猫を見ていると、人間みたいに故人に対して未練を残さない。

死んだ太郎を見て、他の猫達は近寄る事もしなかったし、見せても頑なに拒絶した。

妹達を太郎は可愛がっていたから、特にミミちゃんは寂しそうだった。

ミミちゃんが次郎に頬ずりに行くと、次郎は猫パンチをして拒絶する。

太郎が、妹達の橋渡しをしていたのだなと気付いた瞬間

また、涙が出て来た。

次郎は、1匹で居る事が多くなった。

子猫達とは餌以外一緒に行動をしなくなった。

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子猫達は(ミミちゃんとサンチャン(虎猫))

仲良く一緒に過ごすようになった。

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太郎が痩せ細る・・・

10月になり次の盛りが来る前に、太郎の去勢手術を獣医さんにお願いしました。

今度は前触れもなく、捕まえたら病院に連れて行く手筈にしました。

太郎の手術が終わり翌日迎えに行くと、目の鋭い輝きというか怯えてる顔つきをしていました。

庭に放すと一目散に身を隠しました。

次郎の時の経験から、翌日には何時もの姿で来るかなと期待していました

案の定お腹が空くとやって来ました。

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しかし、太郎は日に日に痩せて来ます。

お腹もペチャンコになりました。

鼻もグズグズいい出しました。

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ミミちゃんも突然寒くなったせいか風邪をひき、肺炎になりかけました。

ミミちゃんを病院に連れて行き、貰った栄養剤(粉を水で溶いて飲ませる)を

太郎にもあげて様子をみましたが、一向に良くなる気配なく

更に痩せて来ました。

食べたい!という欲は太郎にはありましたが、食べようとすると途中で止めてしまいます。

水分だけは飲ませないとと無理やりあげてました。

忘れもしない・・・2008年11月25日の朝。

太郎は車の脇で息絶えてました。

一人で天国に行かせてしまったと後悔すると同時に

病院に連れて行かなかった事を、とても後悔しました。

でも、ミミちゃんと太郎と2匹を病院に連れても行けなかった・・・。

次から次へと涙が溢れ、1日中泣いてました。

すると長女が(当時3歳)私の頭を撫でて、死んじゃって可哀そうよね。

でも、ママ泣かないでねと慰めてくれました。

太郎!守ってあげれなくって御免ね。許してね!

1歳8カ月に天国に召されました。

ママ猫が雌でなくなる日

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悩んで悩んで…これ以上猫が増えないように避妊手術を、獣医さんにお願いしました。

ママ猫は人間に慣れていないので、野良猫でもOKしてくれたS病院で避妊手術を受けました。

どうやって捕まえようか悩んでいましたが、あっさりと檻に入ってくれて

拍子抜けした感じでした。

同じ日に、太郎と次郎を(慣れていたので掛かりつけのT病院で)去勢手術する筈でしたが

勘の良い太郎は行方不明に(;一_一)

次郎だけお願いしました。

翌日、ママ猫と次郎をそれぞれの病院に迎えに行くと

ママ猫は威嚇もせず、もしかしたら触れるかも?と思う程落ち着いていましたが

次郎は怯えていました。

もしかしたら亀裂が入ったかも???と思う位です。

太郎は、次郎が帰って来た後、丸1日姿を消していたのに、何処からか戻って来ました。

そして月日が流れるに従って、面白い現象?が起きるようになりました。

私に懐いたのは次郎が先で、太郎が懐くと次郎は知らん顔していたのが

次郎は去勢手術をして、太郎が去勢手術が出来なかったら

地位?も逆転したのです。

次郎が、人間は俺のものだ!と言わんばかりに

力を発揮して来ました。

太郎は、次郎の言いなりみたいな弱さを感じました。

獣医さんに聞いてみると、よくある話だそうで

避妊や去勢をすると、より人間的になるというか手術をしてない猫より優位に立つそうです。

でも、全く変わらなかったのはママ猫で、相変わらず威嚇は激しかったです。

この頃にはママという立場より、子供は子供でやってねと言う感じで

ママというより同士って感じになりました。

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次郎とママ猫

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子供を守るより、自分が先に逃げるわ!って感じなママ猫

楽しい日々

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餌が欲しくなると、窓を見上げる太郎と次郎。

家が生活道路に面しているから、目立つ目立つ(^^ゞ

猫好きな人は笑顔で立ち止まり見ているけど、心情まで伺い知れず・・・。

可愛い猫達♪の裏腹に、何処から苦情が来るか?ビクビクしてる毎日でした。

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また、庭では緑亀を飼っています。

水換えをしていると、太郎と次郎がやって来て水遊びを始めます。

チョンチョンと手で水を突きながら、戯れていました。

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太郎は妹の面倒見が良く、特にミミちゃんと一緒にいる時が多かったです。

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ニャン家族総出の餌くれ~光景です。

相変わらず、ママ猫は威嚇していますが子猫達は友好的(笑)

春を迎えて

2008年春

太郎&次郎の妹達が生まれました。

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また、ママ猫の威嚇が激しくなります。

威嚇しながら餌を欲しがる姿は、少々滑稽ですがママ猫は必死です。

ママ猫と模様が似た子猫(ミミちゃん)は、耳が悪いのか?私が来ても逃げず

撫でる事が出来ました。

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ですが、触って暫くすると私に気付き大慌てで逃げ去りました(;一_一)

私も、余りの驚きようにビクついた程です。

またある時、餌が入ってる鍋(大所帯でしたから鍋の中に餌を入れあげてました。)に

ミミちゃんが入り餌を食べていました。

私は逃げないミミちゃんを抱き上げたら大暴れ。

おまけにママ猫が体の脂肪を震わせながら、私に突進して来ました。

ショックを受ける位、私はビックリしてミミちゃんを離しました。

今でも、そのミミちゃんに付けられた傷が残る程です。

抱かれる迄気が付かないミミちゃんを、長生きは出来ないかなと家族と話していました。

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昔、昔ある所に・・・

我が家には、キキという名の猫がいます。

物好きな飼い主が、キキが居ながら庭にやってくる猫に餌をあげてました。

そして更に新入り迷い猫が増えました。

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その新入り猫は、気が付いた時にはお腹が大きく

ひもじい思いをさせたら可哀そうと、せっせと餌をあげました。

この時は、まだ大変な思いをする事など考えてもいなかった…

幸せな?時でした。

その後、お腹がペチャンコになってました。

餌だけ食べにママ猫が来ました。

何処で産んだのだろうね~と思いつつ、玄関前で待つ猫に餌を幾日もあげていたのです。

ある日曜日の朝、窓を開けて見ると、ママ猫と子猫2匹が残った餌を食べてました。

可愛い姿に心躍らせ、抱きたいのを堪え驚かさないよう遠くから見ていました。

相変わらず餌は食べるけども、威嚇をするママ猫。

子猫も親のように威嚇しています。

付かず離れず、玄関前で待つ猫3匹の親子猫。

のちにママ猫は、4匹子供を産んだ事を知りました。

我が家に2匹、通りを隔てたマンションの空き地に

2匹を分散させて育児をしてました。

我が家に住み着いた2匹の子猫。

名は太郎と次郎。

まるで南極物語の犬みたいな名前(^^ゞ

発想が乏しいので、名前も借り物(笑)

太郎は、鼻が黒いので鼻黒!なんて読んでいましたが、余りにも可哀そうなので太郎。

次郎は、鼻が白いので鼻白!それからジロー…次郎となりました。

数か月経って・・・ママ猫は威嚇する事が少なくなりました。

子猫も大きくなると「守ろう!」が「勝手にして!」になるのかしら(^^ゞ

太郎&次郎も徐々に慣れて来ました。

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出掛け先から戻ると、何処からともなく出迎えてくれます。

太郎ばかり出迎える時あれば、次郎だけ出迎える時あり

2匹で来る時もあったり、自宅に戻るのが楽しみになりました。

特に2匹で出迎えてくれる時は、それぞれが蛇行しながら

時折頭をぶつけ合い、素晴らしい歓迎を見せてくれました。

寒い寒い冬も、太郎と次郎は仲良く丸まっていました。

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動きが左右対称、シンクロするので可愛さも倍増です。

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幸せな幸せな毎日でした。

が、しかしその幸せとは裏腹に、食べればウンコします。

ウンコも決まった場所にすれば良いのですが(少なくとも我が家!)

大きくなり行動範囲も広がれば、近所にも迷惑をかける事となり・・・

苦情を頂きました。

元々野良猫ですから、家に居れるのも困難で(猫側が)

餌付けしながら慣らし、家に入るようにしましたが中々大変。

近くの園芸店に行くと、超音波を発生させ猫を寄せ付けないものが

1万円台であったので購入し設置させて貰いました。

可愛い猫ですが、近所には迷惑ですものね。